すきなんですもの。

小さな家と庭。育児しながら楽しむわが家。

今週の話 (事の始まり)

なんて書き出したらいいか。。。

 

 

まずは最初に結論から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流産が確定しました。

 

火曜日の話です。

 

 

 

それを踏まえて今回の出来事を記録しておきたいので長いですが書いていきます。

 

 

 

 

 

 

火曜日の朝。

 

毎朝の習慣になっている基礎体温を測るところから全てが始まった気がします。

 

前回書きましたが、

まだ茶おりが続いている中で、その日の体温が36.67 でした。

 

その前日までは誤差こそあれど36.88とか36.94とか高温期の状態が1カ月以上続いており、

アレ?と思った記憶があります。

 

でもあまり知識がないので、確か妊娠中って最後まで高温期じゃなかったよね?

そろそろ落ち着いてきたのかな?ぐらいの感覚でした。

 

 

 

その日は仕事で約6時間立ちっぱなしになるのでしっかりおりものシートをセットしておきました。

前日もちょっとずつだけどまだ茶おりが出ていたからです。

でも夜は横になっているからかあまり付いてなくて茶おりも落ち着いた?くらいに思っていました。

 

仕事に行ってしばらく…

実際そうなのか、気持ちの問題か。

だるいような、お腹痛いような…なんだか変な感じに。

私は1人目の時にはつわりはなくすごく元気な妊娠生活だったので、このだるさ・気持ち悪さはつわりなのかな?と思いつつ、仕事をしました。

(ちなみにまだ職場では店長しか妊娠を知りません。なので他のスタッフに色々悟られたくないな…というか気持ちもあり、元気に振舞っていました)

 

 

 

 

あと1時間半くらいて終わりという時にそれは起こりました。

 

ドクン!

 

と大量のものが溢れる感じが股であったのです。

この感じは生理2日目の1番量が多い時のやつ…

嫌な予感と同時に冷や汗が流れました。

 

 

 

…やばい気がする。

そう思いました。

 

 

今やっている作業をキリをつけてお手洗いに行きました。

祈るような気持ちで確認しましたが、

やはり予想通り大量の出血がありました。

おりものシートでは太刀打ちできないレベルでの鮮血での出血。

これは只事じゃない。

 

 

 

どうしよう…帰してもらおうか…

時間を見たら残りあと1時間。

最後はレジに入ることになっていたのでそんなに動き回ることはないし…

安静にしながら様子見…かな?

仕事終わり次第、予約してないけど病院に直行で!!

 

…今思えば最善の策ではない気がしますが、

周りに悟られずに事を済ますにはこれが最良の方法だと思ってその1時間を過ごしました。

 

 

退勤時間になったので店長に挨拶をして帰ろうとした時、店長から

「そういえば次の病院って金曜でしたっけ?」と聞かれました。

ただただ確認くらいのつもりだったと思いますが。

 

「金曜に予約してあったのですが…

…さっき大量に出血があったので、今から病院に行ってきます。何かあったらすぐ連絡します。」

 

そう言うのがいっぱいいっぱいでした。

店長も只事ではないというのを察した感じでした。

 

 

 

 

職場から10分もかからない距離に通っている病院があるので急いで向かいました。

受付で事情を説明していつも通り検尿と血圧、体重測定をしました。

検尿なんてあんまり出なくて、しかも血が多くて血を提出するような感じでした。

(汚い話ですみません)

いつもより血圧が若干下がり、心拍が上がっていました。

この今の嫌な感じをそのまま写しているようでした。

 

 

診察室に通され事情を説明。

 

すぐに診察台へ通されました。

その時は出血は少し落ち着いていたようです。

 

検査の結果、

「極微弱な心拍らしき物は確認できるけど、このまま流産になってしまうでしょう」

と、いったものでした。

 

 

あー…そうか。

やっぱりね。

 

 

不思議と冷静にそう思いました。

 

 

 

「流産ですがまだお腹の中にいるので出してやらないといけません。手術になります。

ちょうど金曜日に予約していたと思いますのでその日にしましょう。朝から来てください」

 

 

先生の言葉が理解出来るんだけど、

体の表面を滑って流れていってしまう様な変な感じ。

他人事の様な感じ。

 

 

 

 

 

 

「看護師の方から当日の事を詳しく話をしますので中待合でしばらくお待ちください」

 

 

 

看護師さんを待つ時間はとても長く感じました。実際長かったかもしれませんが。

 

中待合には夫婦で結果を聞きに来たり、お腹の大きな妊婦さんが順番を待っていたりしているので、

 

「今この人達にとって私の存在は毒だな。」

 

なんて思いながらボーッと呼ばれるのを待ちました。

 

個室に通されまずは血液採取。

 

 

 

そのあとは当日の流れなんかを説明してもらいました。

麻酔をして手術なので必ず送り迎えかタクシーで来てください。

顔色を見るので化粧、マニキュアをせず来院してください。

もしもの場合は開腹手術になります。

その時は救急車で他の病院に移って手術・入院になります。

 

 

…聞けば聞くほどなんかとんでもない事になっているという事に気づきました。

ナニコレ?コレ、ワタシノハナシ?

 

流産の絶望感よりも、事の大きさに驚いて

帰ったらまずどうしようか。

誰に連絡しよう…なんて、事務的な事を淡々と考えていました。

 

 

「あと、これは大事な事ですが

手術までに時間があるのでその間に万が一、塊が出てくる様なことがあれば拾っておいてください。そしてすぐに連絡ください。

夜中でも大丈夫です。担当の者がいますので、気にせず連絡してください。

何か心配な事があったらいつでも電話してきてください。」

 

 

 

……‼︎‼︎⁈

 

 

 

そうか…そんな事もあるのか…

ホント大ごとなんだな。。

 

 

その時も、

今週旦那は夜勤だし、水木は母が旅行に行くし…できれば家で出ちゃうのはやだなぁ。

息子も見ながらだしな…

最悪、義姉さんに頼むのか…?イヤ、そもそも流産の話もしないといけない…

あ、店長に連絡しなくちゃ。

でもまずはお母さんと旦那か…

 

 

 

なんて色々な事を考えていました。

いつまでも引きずってはいられない。

そんな感じ。

 

 

「最後に、母体にとって楽なのはやっぱり手術じゃなくて自然に出ちゃう事です。

不安かと思いますが、大丈夫ですので落ち着いてくださいね。

すぐに対応しますので連絡してください」

 

 

 

その看護師さんの言葉がとても頼りになる感じで、残念ではあったけど希望が見えた様なそんな気がしました。

 

 

 

 

 

長いので続く…