すきなんですもの。

小さな家と庭。育児しながら楽しむわが家。

産まれた日の話②

【続き】

 

私このままここで産むのね…

 

 

 

急に緊張感増し増しでソワソワ。

時間は午前10時50分になろうとしていました。

 

 

それじゃあ、11時から促進剤を入れていきましょう!

分娩台に座って楽にしてください。

あ!ううさん(仮)は血圧が高めなので、

点滴とは逆の腕に血圧計着けておきますね。

定期的に血圧測っていきます。

じゃあ、まずはこちらにー!

 

 

…と、助産師さんに促されまずは分娩台に座りました。

…正直前回はこんなに冷静に分娩台に座らなかったから(陣痛ピークで産む直前に陣痛室から車椅子で運ばれて担いで乗っけてもらった)

不思議で不思議でしょうがない 笑

 

 

まずはお腹に陣痛の間隔を測る機械を繋ぎました。(これがズレやすくてね…今となれば終始ストレスでした。)

 

 

 

じゃあ、点滴やっていきますねー。

楽にしていてくださーい。

 

 

 

そう言われて、左腕を出しましたが、

なんと失敗。

 

めちゃくちゃに謝られましたが、大丈夫っす。私がデブで血管見えにくいのがダメなんです…。

 

気を取り直して今度は右腕で針を刺して、

無事に点滴始まりました。

最初なのであまり薬は強くないそうです。

徐々に強めていくみたい。

 

 

そして空いた左腕には血圧計を、、

 

私はどちらかといえばずっと血圧低めの人生を送ってきましたがここ最近、それこそ臨月入った頃になって急に血圧上がり始めました。

 

妊娠高血圧症とは1度も言われませんでしたが、健診の度に2回、3回血圧を測ったりしました。

臨月期は平均して130/90 ぐらいが多かったです。

 

 

 

色々とセッティングし終えて助産師さんは

 

少し外しますので、その間に何かありましたら呼んでくださいねー!

 

と、颯爽と消えていきました…。

 

 

 

 

この血圧計、シュコーッ と、定期的に反応するので、息子はその度にビクッとするし笑

陣痛中なんかは急にギリギリギリギリ…と腕は締め付けられ、腕は痛いわ、、お腹は痛いわ、、で、今となればこれも終始ストレス(略

 

陣痛を耐えるのに集中したいのに…

気持ちを左腕に持っていかれる。。

 

 

 

そして右腕と左腕にそれぞれ色々と繋がれたので、後はもうただただ陣痛待ちに。

 

 

 

 

息子はもう色んな事に飽きていて、

何故か家の近所のスーパーの名前を叫んでいました…(好きらしい)

 

 

 

息子が飽きて騒ぎ出すと、今度は旦那がイライラし始める頃なので

これでは(私の)精神安定上よろしくないので

ここらで母親を投入。

 

 

…と、いうかこの日に促進剤で産む話はしてあって、事が進んだら連絡するように話がついていました。

 

 

私自身は分娩台で両腕繋がれているけれど

全然元気でしたので、普通に分娩台の上で母親に 始まったよーと連絡してみたり、友達に実況してみたり 笑

 

30分ほどして母親が到着し、息子を連れて外で時間を潰してくれる事になりました。

 

病院から車で10分くらいのところにちょっとしたショッピングセンター?があるので、昼ご飯を食べさせてくれたり、ブラブラしたり。

ありがたや。

 

 

 

 

 

 

息子の時は母親と旦那に見守られての出産だったので、今回も迷わず立会いの方向で考えていました。

が、息子のこともあるので

どうなるかなぁー。どっちかは立会えなかったりするのかな?とか、何となく考えましたが

ま、何とかなるでしょ!と私は気楽に考えていました。

 

 

 

 

旦那と2人談笑してる中、促進剤を入れ始めてそろそろ1時間が経とうとしていました。

 

時間は正午。

 

助産師さんがひょっこり顔を出して、

 

ううさん(仮)!

お昼食べます?食べれそうです??

 

と、聞いてきたので

まだ産まれる気配もないし、食事をとることに。

 

両腕繋がれて、分娩台の上での食事となりました。。笑

 

私が食事をしている間、旦那も自分の食事をしてくる!と外へ。

 

 

 

さっきまで息子が叫び、旦那が怒り の分娩室は誰もいなくなると急に冷んやりと静かになった様な気がしました。

 

 

 

 

食事を済ませ、ひと息ついた12時40分。

 

 

 

 

 

どこからともなく ポン! と音がしました。

 

???何???

 

と、思った瞬間に ザバァーーと、股から水が…

 

 

あ、破水!!

ポン!!って音がするんだ…!!!!

 

 

 

なんて思いつつ(まだ余裕があった)

ジワジワと生理痛の様な鈍い痛みを感じるようになりました。

 

 

 

今、分娩室には私しかいないので

すいませーん!!と声をかけると、

担当さんではない助産師さんが顔を出しました。

 

破水したみたいで… と、話すと

 

あ、じゃあ担当呼んできますね!

 

 

 

と少し空気が慌ただしくなりました。

 

 

 

 

 

長引いてますが、まだ続く…