すきなんですもの。

小さな家と庭。育児しながら楽しむわが家。

産まれた日の話④

【続き】

 

 

 

陣痛はいよいよピークで、

息も絶え絶え、いきみたい衝動をなんとか逃しつつ…

陣痛の谷の時には時計を見たりしていました。

 

 

 

 

(15時50分…

 

苦しいから16時台には産みたい…な…

 

 

うううう…痛い〜…)

 

 

陣痛のピークの山がくると全身に力が入り、

歯をくいしばり、なんとか意識して呼吸をしました。

 

 

その度に、助産師さんが

 

ううさん(仮)!!

上手です!!すごく上手ですよ!!

 

 

と腰をさすってくれました。

この時の助産師さんの声とさする手にどれだけ救われたか…

 

 

あとどれだけかかるかはわからないけど、、

終わりは来る…だから、がんばるのみ…

 

 

 

もう1回子宮口見せてね!

 

 

助産師さんがそう言って確認すると、

 

 

 

ううさん(仮)!!

全開になったからもう大丈夫だよ!!

応援呼んでくるね!!産もう!!

 

 

 

そう言うと、

他の助産師さん(看護師さん?)が分娩室に入ってきて酸素吸入器?を着けてくれました。

 

 

頭見えてるからね!

あとちょっと!!力を抜いてね!!

ちょっと先生呼ぶね!!

 

 

それからすぐに先生がきた後、

どうやら会陰切開をしてくれたみたいです。

(痛み・感覚なし)

 

 

 

あと1回いきんで!

そしたら力を抜いてね!!

産まれるよ!!!

 

 

その言葉に励まされ最後の力を振り絞りました。

 

 

ドゥルン!!!!

 

 

 

赤ちゃんが体から引っこ抜ける様な感覚がしたと思ったらすぐ、

 

 

オギャーオギャーと元気な声が聞こえてきました。

 

 

 

 

…お、終わった…

 

 

陣痛の痛みからの解放。

そして産後の脚の震え、やり終えた後の体のダルさ。

 

 

 

放心状態でした。。笑

 

でも、やり終えた達成感。

家族が増えた喜び。

いろんな感情が溢れてきました。

 

 

すぐにヘソの処理をして、助産師さんが赤ちゃんを見せてくれました。

赤ちゃんはとてもとても元気な声の

かわいい女の子でした。

 

 

 

やっと会えた〜…

 

お疲れ様

 

ずっと待ってたよ

 

 

自然に言葉がでました。

待ってた。待ってたよ。心から。

 

 

 

 

 

そんな中、母と息子が分娩室に戻ってきました。

 

 

 

母の第一声、

 

産まれたの!?

産まれるの早過ぎない?!

立会い間に合わなかった…

 

 

息子の時にも立会っていたので、今回もそのつもりだった為、とても残念がっていました。

 

まあ、しょうがないよ。

 

 

こちとら、早く産みたいしな!!

(開き直り)

 

 

そんな心底ガッカリしている母を見て、自分の連絡が遅かったのか…?と不安になっている旦那が面白かったです 笑

 

気にすんな。

こればっかりはわからないからね。

でも、ずっと言われるかもね…笑

 

もちろん、母はおめでとう!と喜んでくれました。

みんなで良かった!良かった!と言い合って終始和やかな空気でした。

 

 

家族の色々な反応に笑いながら、

息子を見ると予想以上に赤ちゃんに興味津々な様子。

 

正直、息子がどんな反応するのか想像つかなかったのでこちらもワクワク見守ります。

 

 

 

息子くん(仮)、赤ちゃんはじめましてだねぇ。

この子がずっとお母さんのお腹にいたんだよ。今産まれたよ!息子くんの妹だよ。

どう?かわいい?

 

 

そう聞いてみると、

 

 

ジッと娘を見つめていた目がフッと緩んで

 

 

うん!!すっごくかわいいよ!!!

 

と、ニコニコしながら言ってくれました。

それを聞いて思わず目頭が熱くなりました。

 

 

この子達は大丈夫だ。

きっと仲良しでいられる。

 

そう思った瞬間でした。

 

 

 

 

 

そしていつのまにか、

胎盤なども出て(後産が軽くてよかった!)

会陰縫合も済み、

赤ちゃんも体を拭かれたりして着々と準備が整っていました。

 

 

身長を測るため、母が助産師さんのお手伝いをしていました。

 

母は赤ちゃんの姿を見てすっかりメロメロになっていたので、一安心。

 

身長50.7cm

体重3358g

 

息子の時を思えば、大きめですが

それでもその小さな体を見て

赤ちゃん産んだんだなぁ…と改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ私も近くでご対面。

 

カンガルーケアをする為に助産師さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。

 

 

このさっきまで羊水の中いた

独特の匂いとふやけた肌。

 

 

あ、爪伸びてる…

 

指も長い…

 

声も女の子だからか、可愛い声だなぁ…

 

 

産んですぐの今しか味わえないこの感じを目一杯楽しみつつ、赤ちゃんに初乳を飲ませました。

すごく食いつきも良くかぶりついたら離れませんでした 笑

 

幸先良いじゃないか!なんて喜んでいると、

 

 

 

ううさん(仮)!!

胎盤見てみます??!

 

と、助産師さんが言ってくれたので

旦那も母も興味津々で 笑

 

これは良い機会だ!今しか見られないし!

 

と、みんなで見せてもらいました。

 

 

 

まじまじと胎盤を見つめる旦那と母を見て

面白かったですが、さっきまで私の中にあったものなので内臓をじっくり見られてるみたいでなんだか恥ずかしかったです 笑

 

朝の診察でエコーをしてもらった時に、

 

予定日を1週間も過ぎると大抵胎盤もくたびれてくるけど、あなたのはまだ全然元気で良いですね!

 

と、先生にお墨付きをいただいていたのを思い出して

 

フムフム、これが元気で新鮮な胎盤か…

と見入ってしまいました。

 

(お疲れ様!10ヶ月ありがとう!)

 

 

 

 

産後は2時間は分娩室にいなくちゃいけないのでおしゃべりしつつ、出血を止めたり子宮の戻りを良くする為にアイスノンをお腹に乗せられて安静に。

 

その後時間が来たので、

家族に先に出てもらい、着替えて車椅子に乗せられ病室に戻りました。

 

 

私が出産した産院は個室で母子同室なので、しばらくしたらベビーベッドに乗せられた赤ちゃんが部屋に連れてこられました。

 

 

 

ここからしばらく

娘と2人っきりの入院生活が始まりました。

 

 

 

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以上が出産までの流れです。

 

ダラダラと長引いてすみません。

何しろ文才がないもので…

読みづらいですね(´ω`)

 

 

産後1ヶ月半経ちました。

 

現在は、

育てやすい娘&イヤイヤ・赤ちゃん返り気味な息子&そんな息子に頭を悩ませる旦那と暮らしています。

 

正直、娘が癒しです…

 

 

2人育児の大変さを身に染みて感じています。

 

これからはそんな話がしていければいいなと思います。

 

 

4人家族になった我が家を今後もよろしくお願いします。

 

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